3/27(水)~4/5(金)の8泊10日間、ビエンナーレ参加作家を訪ねて中国訪問の旅をしてきました。参加作家:肖麗さんがガイド兼通訳、船坂推進委員会から事務局長池田夫妻、サポート隊長小山夫妻、サポーターの足立夫妻と大崎の8名です。
我々の主たる任務は、2名の中国作家に未払いの交通費を手渡しすることでした。
微妙な日中関係の中での旅行でしたが、民間人同士の文化交流にはそんなことは微塵も感じることのない快適な旅行で、中国作家さんたちから熱烈歓迎を受けてきました。文化の偉大さを改めて体感できました。
ピーチ航空で香港に着き、3日後に広州に入ると、53美術館の会員制倶楽部に招かれました。
作家の馮さん、李美術館長・胡副館長さんが出迎えてくれました。倶楽部内の大きな円形テーブルには、豪華な中華料理の数々が並び、高級な白酒・紹興酒が用意されていました。そこへ日本酒を差し入れし、日中の酒でカンペイ!カンペイ!を何度も何度も繰り返すうちにお互いすっかり打ち解け、最後はなんと全員肩を組んで「青い山脈」を大合唱。
船坂ビエンナーレでは、何もお世話できなかったのに、こんな熱烈歓迎を受け、一同大感激。
(下写真の中央:李館長)
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翌日から、中国人向けの桂林・陽朔3泊4日ツアーに参加し、水墨画の世界に浸ってきました。川下りの船内で「最近日本人旅行者が少ないので品物が売れない」と嘆く女性販売員の言葉が印象的でした。
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再び広州に戻ると、53美術館を案内してもらい、中国式ステーキのランチをご馳走になりました。午後は、広州美術大学(馮教授の勤務先)を案内してもらい、夕食は料亭で美味しい広東料理に舌鼓を打ちました。
(下写真:左2人目から胡副館長、馮さんの奥さん、馮さん)
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広州に別れをつげて深圳(しんせん)に行くと、今度は作家:張夫妻の熱烈歓迎を受けました。林立する高層ビルの最高部にある回転料亭でランチをご馳走になり、車で「陶芸村」へ。そこは、広い地域を政策的に空家にしてアトリエとして作家に開放していました。その一角に廃校跡を利用した作家レジデンス兼アトリエもあり、船坂小学校跡の活用方法に複雑な思いを感じさせられました。
(下の写真は、深圳のホテルで張さん夫妻=左端と記念撮影。)
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